瑪瑙異書類従

瑪瑙異書類従
準備中

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prep room 準備室(一号室)
menou books  メノウブックス(二号室)

2016年2月22日月曜日

不在です。



来月3月初めから、しばらくマユスミ不在です。

9月か10月くらいに戻ると思います。

戻り次第、進行中の写真集プロジェクトを再開します。

手製のZineのページを整備中です。

2月一杯は、がんばって写真ZIne作ります。

エレファントノイズカシマシのファンジンを準備室から出すつもりです。

トイレ工事との対バン写真を和綴じでまとめてみたいと計画しています。

和綴じZIne制作継続します。

瑪瑙ブックスというのは準備室の書籍制作部門です。

単独プロジェクトです。

今後ともよろしくお願い致します。

マユスミヒデユキ

2016年2月13日土曜日

エレファントノイズカシマシとトイレ工事

2月9日、エレファントノイズカシマシとトイレ工事業者との対バンライブが四谷アウトブレイクにて決行された。写真を撮ってまとめた物がこちらです。
エレファントノイズカシマシとトイレ工事

無料ライブでこの内容で4時間演奏が続いた。
ちょっとこれを超えるライブバンドは他に無いと、写真を撮影していて思った。
エレファントノイズカシマシが何より素晴らしいのは、個別のメンバーがきちんと独立していて、自力でパフォーマンスしている事がとにかくすごく良い。

派手な装飾も広告も何も機能しない地平や空間から展開される、手作りパフォーマンスがみていてただただ清々しい。

4時間まったくダレもせず、飽きもせず、かといって過度の煽りもなく、ただただ確実に飛行しつづける音響空間は素晴らしかったの一言。



2016年2月7日日曜日

理由付け その前に


ヒガシジユウイチロウさんの作品
みんな知ってる。だれもしらない。
の作品が手元に届いた。

実験的であるとか 発信的動作であるとか
とらえる事は見る人の主観でしかないから、
作り手のコールに対してきちんと受け手として答えるのが礼儀だろう。

自分は機械畑の人間なので最早これは工事データのような無機質なレポートのようにしか感じられなかった。感情の発露も作者の意図するイメージすらそぎ落とされた、シンプルな工作品でしかないような気がした。

無機質で暴力的な質量と体積で、どうにも意識の上に乗らない。
非破壊検査で金属の疲労や損傷状況を調査する時のデータシートのような、
紙の塊、データの山。処理するには特別な道具がいるだろうよ。

見るだけでもめくるだけでも、単純に膝の上に乗せるだけでもだめだろう、
全く感情と意識と乗ってこない。

ブラックライトを片手に、
微小な亀裂に反応する特殊染料と現像液にさらして
初めて何かを訴えるだけの、原材料としての紙。

単体では面白くもつまらなくもない。
実験的であれば、それは背景や動機があるはずだ。

致命的なのはユーモアが全く感じられないところが残念だった。
作品としての面白さ、もはや理由付けそのものを受け手に丸投げしているようで
気持ち悪かった、怖かった。

噛み砕いて、理解して、出てきた物はクラック発見という
ブラックライトを持った非破壊検査員の
答えだけが、厳然とめのまえにあるという状況だ。

消化不良だよ、まったく残念だ。



10年前に買った本。最近買った本。

橋本さんの写真集西山温泉。中身は良いが装丁が中途半端か感じがして残念。温泉をこの距離感で撮るのは素晴らしい。子供が公園で水遊びする感覚で温浴する風景はのんびりした時間が心地よい。

梁塵秘抄は薄い本にもかかわらず中身が充実しているので読み込むほどに膨らんでくる、そんな印象。難しそうな雰囲気も読めば読むだけ単純明快に脳に染み込んでくる。

十年前に買ったアートの仕事の本。これ以外に写真家の仕事、本屋さんの仕事、デザイナーの仕事などがでているので改めて見直してみると発見や現状に照らし合わせた考察なんかが出来そうな本。

ダムのカタログ的な本。文庫本サイズ。実際にダムの巨大な感じを現場で見たくなる。

文章が明快でわかりやすい部分と若干ねじ伏せてくる感じが心地よい。言うのは易し。清水の次郎長系の浪曲聴きながら読むと良さそうな感じ。文庫本だけど1600円する。中身はハードカバーの単行本よりも資料や解説が充実していて素晴らしい。



20年くらい前から気づいていたんだけど、この講談社文芸文庫の素晴らしさはちょっと他とは異質で、とにかく出版社の壁を越えちゃって名作や過去の素晴らしい文献をきれいにまとめあげているのを目の当たりにするとその事実自体にただただ感動する。木山捷平さんの小説しかり、安部公房の砂漠の思想しかり、幅は広いしテイストも様々な書き手の文章が手軽に手に入るのは本当に素晴らしい事だと思う。

今日も天気がいいから写真でも撮ってこよう。