瑪瑙異書類従

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2015年1月29日木曜日

普通のラジオ→想像する空虚→→→シカゴ二中卒業アルバムとゴミ

最近は演劇にハマっていて、それで今回は普通のラジオによる”わたしが消えた”に突撃。新宿眼科画廊地下のほとんど倉庫のような小さなスペース。
観る人が40人くらいであふれるくらいの極小劇場で、個人的にすごく好きな環境。

そして、この普通のラジオ”わたしが消えた”短編4編は一言で言うと
想像する余地を持った空虚な芝居。

難しさも取っつきにくさも、そんなことは一切関係なしに、
すばらしい演技が展開される時間的なスピードと展開の良さが見所だと思った。

状況説明が過剰である事、台詞と役者の動きが剥離していて違和感しかないもの、
そう言った演劇とは対極の、何だが訳が分からないけど肝心の演技がしっかりしている不気味さ。派手さや装飾はほとんどなく、ただ演技を純粋に楽しむと言った内容が、潔く、それがただただすごく良かった。

なかでも人形という作品。
この3番目の作品が自分はすごく良くて。出演されていた役者さんがまたすごく格好良く、バランスも良く、3人とも良い味出していました。
たぶん観る人によってはきっついんだろうなぁと思って観ていた部分はあるのですが、
想像する余地のある空虚な演劇って感じで素晴らしいと思います。
うるさいくらいの状況説明→今これをしています!→今こういう状況らしいよ!!→今おれこんな気持ち!!!
といった台詞を羅列するだけの演劇って本当に全くつまらなくて。
こちら側にも想像する余地が欲しいと。。



注文していた写真集→シカゴ2中卒業アルバムが家に届いていた。
こういう手作り演出物って大きく外したり下手打っても、あまり痛くもかゆくもない強さがほしいなと思いました。これはこれで面白かった。


 金子山さんのイベントでデザイナーの木庭さんから直接手に入れたGOMI Zineが素晴らしい。みんなのアイドル的な扱いで巻頭インタビュー(平山夢明さん)展開は強烈な内容で、とてもこの明るくさわやかなデザイン本からは遠い境地。すごく律儀に約束を守ろうとするストーカーの話がおもしろこわし。木庭さんの地獄図書館ページの深い深い底なし沼のような重苦しくも深淵な写真集カタログは、現物を見せてもらっただけにまた重みもましてくる。個人的にこの地獄絵巻のようなコンテンツの中で笑えたのが、地獄キッチンのページ、たらこ一本弁当!!格好良い。。。







2015年1月26日月曜日

狂乱フリーク 於 d-倉庫


1月22日の初日 狂乱フリークという舞台を日暮里のd-倉庫で観てきました。
人物相関図や簡単な話の概略や、そういった前情報を鑑賞前に用意されて、
それでも自分にとっては、異質な舞台作品であり、同時にテレビやラジオドラマとは違う生身の演劇の怖さや強度を感じました。

役柄がどうとか話の顛末がどうとか、実のところあまり感じられる部分が少なくて、
どういう訳か瞬間的な声とか動きとか、個別の演技そのもの。
身振り手振りや表情とか、そういった部分で印象に残る場面があって、
それが一番の発見で、一番の見所ではないかと思いました。

一人芝居VS一人芝居の複数形のような、非常に乱暴な言い方をすれば、
言葉が聞き取れないくらいの早い台詞が動きを伴って、舞台を支配したり。
突然大きな声の台詞が舞い込んだり、大駱駝艦のような踊りがカットインしたり。
ギャグがまじめな台詞回しを濁したり。紙が舞ったり、リンゴが転がったり、
話の焦点が常にぼかされているような印象が強かったです。

取っかかりはラジオドラマのような音声劇、
途中から動きを伴った舞踏劇、
シリアスなようで、ギャグで所々にアクセントを付けて、
ずるずる落とさない感じ。
言わば車でひき逃げされたような、延々と引きずり回されているような舞台でした。

自分は今ここで、この役者に突っ込みを入れたい!
台詞をかき回すような、舞台の流れを徹底的にぶちこわすような一言を言いたい!!
と思えるような部分がいくつかあり。
ねらいなのか、そこが非常に面白くもあり、
かといって実行するワケにも当然行かず、
非常にフラストレーションがたまる舞台演劇でした。

例えば、
テレビでやっている演出込みの音楽番組なんてクソだといつも思うし、
演出や編集だけでかろうじて成立しているテレビドラマやドキュメンタリー
なんてくそ以外の何ものでもないし、
それだったら観客が悲鳴でも苦情でも、歓声でも歓喜でも、
ヤジでも自由に飛ばせる空間が良いと思った。
極端な話、役者が反応の薄い観客に向けて罵声を浴びせるような、
生身の、息のある、それでいて観る側、観られる側、
ざわざわうごめいているような、そんな演劇が本当は観たい。

黙ってじっとして、行儀良く、ハイ良い演劇でした!!
みたいなのは、やっぱり自分には全く必要ないと思いました。

非常に極端な感想になってしまいましたが、、、
それでも意識的に生きた一人芝居をぶつけてきた役者さんはいまして、
それはそれですごいとしか言いようが無い、本当に素晴らしかった。
オッ!!何かでるのか??
あっ!!!!!いま何かすごい演技でたぞ!!!
みたいな部分が垣間みれたので、それはすごく応援したくなりました。
もっともっとぶちまけてくれ!!!と思いました。
それが他の人の一人芝居の呼吸やバランスやリズムやらをぶちこわしたり、
狂わせたり、なし崩しにしたりする、そんな演劇でした。
若干置き去り気味の役者と暴走気味の役者のアンバランス感が良かった。
それが生身の演劇だと思うので、そう言うのを観たいからお客さんが来るのだと思う。

ラジオドラマならば電波使って勝手にやってくれれば良いし、
金儲けのためのタレントドラマならば広告会社と企業が勝手にやってくれれば良い。
そんな世界とは全く関係ない、生きたままの演劇、
体当たりの生身の演劇がこれからも観たい。
そんな演劇空間でした。

2015年1月18日日曜日

中年ラッパーと女


しばらくシャバにいない間に、
世間では、素晴らしく秀逸な映像作品がドロップされていた。

サイコスリラー風味でラップが中年臭い、変態親父ラップで本気で興奮した。
ひさびさにラップで発汗する感じ。ヤバい。
これ日本でやったら面白そう。絶対面白い。

露出が適度で女が意味不明な位置関係で、<<他人の顔の仲代達矢>>みたいな親父に、
ラップ返し炸裂しているカットで昇天。くらくらする素晴らしき映像作品。

BURGUNDY BLOODというイギリスのアーティストです。
おすすめというよりも 中毒性の高い気違いラップという感じで、
自分はこういう世界観大好きです。


2015年1月15日木曜日

ミラーボールから黒川そして


半年ぶりに帰ってみれば、結構なバランスで足元や環境が変わっている。
変わっていない事の方が奇異に映り、それはまた自分にとってみれば、
感覚を取り戻すための一つの大切な目安になる。

Baronが手元に届いて、黒川能の案内が届いて、それはそれで安心は出来る事だった。

twigyのミラーボールのリミックスのこのバージョンが良く引っかかって、
それですばらしくあたたかい音楽。これは素晴らしい。

ゆっくり感覚を取り戻す、ゆっくりの感覚すらよくわからないけれども、
2月はカメラもって黒川能を撮影取材に行く予定です。
羽黒山五重塔とかマッシブで国宝というより自分の中ではスカイツリーのような感じ。
それも見たい。

少しずつ活動再開して行きますので 今後ともよろしくお願い致します。
準備室 黛 秀行


I came back my home yesterday and will start again photograph project as soon as possible.

I have some plan to take pictures of japanese massive former sky-tree"HAGUROSAN- GOJYUUNOTOU" as materials for my next zine project.

Anyway some ongoing project will be launched soon. 

preparation room

Hideyuki MAYUSUMI