瑪瑙異書類従

瑪瑙異書類従
準備中

link

prep room 準備室(一号室)
menou books  メノウブックス(二号室)

2015年12月31日木曜日

京都から鎌倉まで連行される

仕事や研修から一時的に開放されて、それで準備室としては、まず26日から27日にかけてWWBとバイバイ本の出版記念イベントに参加しました。
写真そのものの面白さよりも展開の仕方や、スライド、話込みでどれだけ幅が広がるかというのを目の当たりにしてすごく勉強になった。 優劣でなくて多様性を追求したい。


プロ写真家のおごりみたいなのも突っ込みどころあるし、アマチュアの気概の質感も突っ込みどころがあってとかく何でも均一化、均等化させようとする見えない力みたいな物にはできるだけ抗して行きたいなと結論的には思いました。

最近はハンドボールにすごく興味があって、現場最前線スタイルの自分としては、とにかく見る聞く触れることが最重要だと思っているので23日、24日の終日をハンドボールを撮影する事に費やした。バレーボールやサッカーなんかと異なり競技人口が少ないから面白くないかというとそんな事は無くて、バレーやサッカーとはまた違う見所も面白さもあって自分はこれからも継続して見ていこうと思った。春夏はフィールドホッケーで秋冬はハンドボールが観戦できるので、いつ船から降りても楽しみがあるのでそれはそれですばらしい。

 今手元には乱曲<東国下>の歌詞があって、盛久が囚われて京都から鎌倉まで連行される道中記みたいなもの。ずっと継続して購読している能の雑誌 花もよの特典がこれ。写真集の特典がポスターとかプリントとかと言うように、雑誌の特典が能楽の音源という素晴らしさ。自分も中東から日本まで連行されて、途中であっちこっちの風景を謡う感じで何か表現できたら面白いかも。

話は戻りますが、
ワイワイイベントで井村さんのセルフポートレート実演を見て、演劇的で自由で面白いなと本気で思いました。 単体の写真の内側に閉じ込める表現手法でなくて、より外側に、より見る側の感性に自然に反応してくる状況が見えてきて、安易に音楽とかでごまかさないのがより自然で、強さもあってそれは素晴らしいものを見せて頂けて、とても勉強になりました。

 イベントで内外いろんな人のお話を聞きましたが、ネイキッドロフトのスタッフの方のお話が率直で一番ためになりました。またイベントする時はネイキッドロフトが良いかなと思っております。

明日は元旦ですが、張り切ってバスケットの試合を観戦してきたいと思います。
2015年さようなら。。

2015年12月29日火曜日

WWBと演劇 半熟卵入りカレーパン

ISBNの登録が完了して、第一番をバイバイ本、二番をWWBに割り振った。
26日から27日にかけて写真集出版イベントに参加。
深夜イベントはほぼ初めての参加になるが、お客さんがたくさんいて普段接している人たちとは全然違う雰囲気に自分の居場所がない感じで、それもまたおもしろい。

西光さんの写真スライド作品を初めて拝見したが、これがまたすばらしかった。
一般的な意味で金子山さんのスライド作品が情緒があって良いというレベルとは別の感覚で、いくしゅんさんの作品がキャッチーでというレベルでも全然無関係に良かった。
自分で見るための物というよりも見せ物としての見えにくさとか、聴きにくさと言うのを感じ取れるのが特筆して良かった。良い物をどうぞと言う感じから距離を置いているのが特に。

井村さんのセルフポートレート実演が演劇的で良かった。
ああいう感じで寝転がったり、しゃべりながら、映像見ながら動きがあるのは見ていて心地よい。

ジャン相見さんのディグリ芸が個人的には一番印象に残っている。
面白い面白くない以前に良い物を見た感で一杯。そして爆笑。

28日に下北沢でハイバネカナタの舞台を見てきた。
前回見たクロネコフォードコッポラの良かった印象が強かったので、今回は一つ一つが雑で、見ていて、というか無理矢理演劇を見せられている感じがしてきつかった。
時間を4分の1に短縮したとして、 それで何を観客に見せたいのか、そう言うのが必要な気がした。というのが正直な感想。次に期待したい。






2015年12月11日金曜日

残り物と残留人種


船から降りてきてあまり休めていない中、研修と言う事で今の今まであちこち行ってきた。必ずしも完全な心身状態で臨むべきでないと言うことがよくわかった。
傷口が開いているそのうちに、なにか大事な物を詰め込んでおいたほうが、何かと話が早いような気もした。

きれいに整理整頓された場でないと何も始めない人もいればその逆もいる。
完全に置いてきぼりのような自分の状況を、
年齢重ねただけではもはや何も進歩はしない様子が、
継続して現状維持する事の重要性だけは良く知っている。

今日は雨が降っている上州安中だけど、
これからやっと本腰いれて、準備室作業開始します。

あっちこっちのギャラリーや美術館で同じような作家、作品が半広告のようにのたうち回って、垂れ流されているのを、”そうですね、いいんじゃないですか?”と言う風に、完全に自分の活動と切り離したい。どんなにお金が動こうが、スポンサーが嬉々として飛びつこうが、所詮は腐った野菜だよ。喰えたもんじゃない。

準備室のドメインが自分の不手際で死んでしまっているので、
今日手続きして復活させる。





2015年11月18日水曜日

みどり人さんの ラムネを見て、一つ二つ。


ジャスト7ヶ月の島流しから帰ってきて、ほとんどすぐに見に行った舞台。
みどり人さんの作品”ラムネ”を新宿3丁目で見ました。

人がきちんと描かれている、音楽が良い、ほのぼのしつつ、笑いもあり、泣ける。。。
といった感想が 多いなか、自分が一番良かったと思ったのは、照明。
劇の内容はもちろん一般的な意味で良くまとまった舞台なのですが、今回は照明が特に良かったので、正直に感想を残したいです。

あの照明を物語とは直接関係ない、舞台の内容と直接リンクしていないから、とかそう言う見方ではなくて、きちんとした舞台の重要な一つの要素として高く評価したいです。

肝心の舞台内容は、
みどり人さんらしからぬ下ネタが走っている感じがあったので、大丈夫なのか?
というハラハラした感じをなんだろう、逃げるでも無く、かといって広げるでも無く、
無難にまとめた感じがしました。

寸劇集とはいうけれども全体としてまとまりのある、一つのライブみたいな感じでした。
小難しいテーマも台詞もない、うさんくさい押しつけもないというのがみどり人さんの魅力だと思います。役者が生き生きとしているのが一番のみどころだと思いました。

今回初めて辻川さんの演技を見たのだけれども、素晴らしかった。
そぎさんと相乗効果であの感じ、清々しい、また見たいです。


2015年11月14日土曜日

1本か、あるいは2本くらいの違い。

家に帰ってきて、全く落ち着かないのは、ここが家と言うよりはむしろ余計な物が多すぎて、捨てられなかったものや、ここで捨てられた物が混ざり合っている状態だから。
ゆっくり整理整頓して行きたいと思っている。

とりあえずは、1本か2本くらいの糸の誤差で繋がっていたような社会性や、かつてそうであったというような日常生活を取り戻す感じじゃなくて、自分が知らない間に世間が勝手に変わっていたくらいのよそよそしさで向き合って行きたいなと思う。

みどり人さんの舞台を見てきた。

次は何の舞台を見ようか、じっくり探している。

まずは、体内から海水で溺れてしまったような状態の修復作業から始めたい。

2015年4月12日日曜日

しばらく不在 

マユスミ
しばらく不在です。

10月か11月くらいに戻ってきます。

メールは返信可能ですので
よろしくお願いいたします。


2015年4月9日木曜日

1月から4月まで 本当にあっという間だった。
あれもこれも 机の上に展開しては 移動して 手つかずだったり、
かなりの物量だった日常がとりあえず いったん切り離される。

これがどうしても欲しかったんだけれども、
中古でもかなりの高価な値がついているし、そもそも部数が少ないのだと思う。




写真(写真集)は生もので、何十万部も人の手に渡ったはずの物がすっかり忘れ去られ、
何事も無かったかのように消費 消滅する。

佐々木 教 氏による自費出版写真集 鬼は この数枚見ただけでも いまだに生きている写真という感じが強くする。

方法論ではなくて完成品の善し悪しで判断するところの魅力がたくさん詰まっている。
そんなたいそうな思想や背景なんてなくてもいいから、
直感的にこれだという生きた物が今必要な気がしている。

泥だらけになっても良いから 新鮮な野菜を収穫するとか、
油まみれになっても 源泉を探り当てるとか、
そういった気概と根性みたいなのがもっと欲しい。

きれいに整理整頓された百貨店のような場よりも
ごろごろした巨大な石や 廃墟のような廃材の山、
もしくは 長い年月を経て、じわじわ土壌が変質するような見過ごされつづけた環境を。

とにかく こちらから動いて近づかないと 見えも聞こえもしない
そういった場を 佐々木さんの ナンパではないけれども、
自分はひたすら 触らずに記録する 受信機そのものになりたいなと思う。

箱男が箱男自身をある時は主観的に記録し、またある時は客観的に眺めている感覚。
ストーカー対探偵みたいな距離感で、追う物が追われるものになるシフト。

どうせなら文学的なものよりも詩的な、
あるいはラップ的な言葉のみで、
いざとなれば記号の一筆、点一つ。
目一杯掘り下げて こちらから光を当てるか、向こうが光り出すか
アサジガヤドで 雑草だらけの自宅廃墟で のんびり想像したい。 







2015年3月30日月曜日

西行浮浪士と箱男

西行を箱男みたいな浮浪人だと言う設定で、都市を夜警する詩人の話が読みたい。
そんな本どこにもないけれども。




アートコレクター誌が創刊されたのは何年前だったか、もう忘れてしまったが、最新号では、全く追従するべき内容がなくなってしまった。つまらない。

少し前の写真特集は面白かった。コレクションされる物とする者と。もうあまりギャラリーにも美術館にも赴く動機や衝動が失われてしまった気がした。劇場やライブハウスで、舞台ではなくて観客を見ている事の方が面白いと感じることが増えた。

ただそれは誌面から受ける印象だけの問題で、実際はあるべき優れた作品対象は、かわらずどこか別の、目立たないところで、生き続けているというのが自分の希望です。作品が作者から完全に切り離されて一人歩きするくらいがちょうど良い。

安っぽい評論家や審査員のためのコンテストの餌になるくらいならば、だれも見向きもしないくらいの虚無な作品のほうがよっぽど想像的だと思う。そういう作品を自分の足と目で探して行きたいと改めて思いました。







2015年3月20日金曜日

メノウタンブラー



メノウタンブラー 新しく作りました。
去年の5月位からはじまった写真プロジェクトが再始動しました。

役者さんを被写体として 写真を作って行きたいという初期衝動から、
今に繋がっています。

被写体をして頂いているのは
キジマチカさんと宮本愛美さんです。

芝居が好きとか演劇が好きというのは、たぶん一般的な意味で、
自分の場合は人に興味があるので、純粋に演劇が好きなのとは異なる。

個人的に完全に自分向けのコンテンツのようなスタンスでやっていて、
むしろそれでどこまで行けるか試してみたいと言うのがある。

今日考えた事は、
よその畑からお客さんを呼び込むために
演劇が音楽を取り込んだり、ダンスを取り込んだり、
写真だったり、美術だったりを取り込んで膨れ上がっていると感じるのは、
結局純粋なお芝居の部分、本当に見せるべき部分が弱いから。
不十分だから、足りないから。
余計な物全部取り払った上で、中身を純粋にむき出しにしたところで
見える場面だけきちんと見て行きたいと思った。

ほんの数分でも良いからその役者さんの本当のお芝居を
見るために必要な物は台詞なのか表情なのかわからないけれども、
安易に唄や踊りで場を濁すような演劇はあんまり興味ないです。

メノウタンブラーで展開した数枚の写真には
表情があって、言葉が無い。
光があって色彩が無い。

要素を限定して見えるもの、
何か発見できる物があればそれで写真は成立していると思う。

このタンブラーはブラウザーによって見えたり、不十分だったりするのが
きついのだけれども、ぜひとも携帯スマホじゃなくて、
パソコンの大きな画面でイメージスクロールしながらご覧頂けたら幸いです。

とりあえずFireFoxというブラウザではきちんと表示されました。
Safariでは画像が全く見えません。
スマホだと多分イメージスクロールができない感じです。






2015年3月13日金曜日

アサジガヤド 廃墟で月明かり見上げながらの睡眠は、ほぼ野宿です。


今併行して本を読んでいて 雨月物語と西行と顳顬草子とダム写真集
雨月物語に関しては浅が宿が読みたくて、考えながら読んでいる。
さんざんプラプラして奥さんほったらかしの男が廃屋で、草ぼーぼーの廃墟(自宅)で
月明かり見上げながら眠りにつくところが良い感じですね。能の砧とも似て非なる展開がすばらしい。

雨月は原文と解説と現代語訳の併記物で、非常に読みやすく、また時代も地域もジャンプしているのが面白い。崇徳繋がりで西行の本は、歌とか歴史研究とかそんな物ではなくて、人物そのものの行き作法みたいな、白洲正子さんによる本でこれが読みやすい。

白洲さんに関しては、東京オリンピックをdisりながら、西国巡礼したエピソードが面白い。オリンピックくらいではしゃいでんじゃねーよと。

西行については能にもあるように中身よりも、外枠とか形式だけで、空っぽの動態、
見えるもの全てと、想像する無みたいな、一種のパフォーマーだと考えている。
宗教家でも歌人でもなくて、自分の中では最強のバックパッカー西行浮浪士。

神戸でしばらく研修受けて、休みに丸善ジュンク堂梅田店に突撃、写真コーナーは、
本棚スペースを贅沢に使っていて、すばらしい。
金子山さんの喰寝に大森さん写真集、さらには貴重な今日Zineというか織り込んだ一枚物の作品Zipp包装が展開してあったのを確認できた。
隣に川島小鳥氏の新作、”明星”。これは、写真そのものよりも装丁がむちゃくちゃしているのが気持ち悪い。写真そのものと本そのものがけんかしている感じで絶句。
台湾は、すばらしいが。

いろいろ見てダム写真集(文庫本)と顳顬草子(単行本)を購入。
ダム写真集は単純に面白い。ダムの大きさと機能と無機質感がたまらない。

顳顬草子はホラーでも怪奇でもなく話の切り込み方と切り離し方の本だと思った。
切れ味とイメージの輪郭がはっきりと、ぼんやりと、あるいは生臭くもあり、
冷ややかでもあり、その質感が素晴らしいと思った。

ブルータスの写真特集に関して気がかりで、自分でも読んでみたけれども
結局、写真ブームの内輪演出は面白くないという感じでしょうか?
Amazonのレビューがすごく冷静で出版社、編集者否定まで展開している事に興味もありますが、なによりも みんなの というくくりがまずかった。
やるなら セメントマッチみたいな感じで 野鳥おじさんも 街撮りも ヌードも
鉄道写真家も オカンアートでも 学生でも何でも良いから 入れ物の上で一度にみんなあわせて見てみたい。その点でプロもアマも関係ない、それこそみんなの写真ですよ。

とりあえず自分は手元のダム写真集と雨月物語を読みすすめて、次につなげたいなと考えています。

本のページを作ろうと考えていて、今まで制作したzineとか、海外のおすすめ写真集や、出版に携わった金子山さんの写真集とかのまとめページを制作中です。








2015年3月6日金曜日

水平面のむこう


個人対個人の興味対象の延長として
きちんと役割と方向性を整理した上で、写真を撮影しようと思い立った。
今現時点で、少しづつではあるけれども新しい、手段や可能性が見えてくるのは面白い。

海を題材にした写真を客観的に見ようと試みて、それでも一般的な海の写真は水平線縛りが圧倒的に多い事に、もう少し冷静になって、できる事ならば水平面を撮る事から始めようと考えてみた。

雨月物語の続編みたいなのを写真で表現できないか考えてみたはいいけれども、
結局前近代的な縛りになってしまってその先に行けない気がしている。

能が面白いのは単なる見た目ではなくて、一見空虚な時間が瞬間的に感情で満たされる
タイミングがある事だと思っている。色物作品から徹底的に脱色して残る骨組みや皮膚感覚やそういった物にとりあえず着目してそこから写真につなげていきたい。作品にコンセプトがないのが悪ではなくて、むしろコンセプトを必要とする中身の空っぽさが悪だと思う。想像力を誘導する空虚な入れ物をもって、稚拙なコンセプトを一から蹴飛ばしていきたい。









2015年3月2日月曜日

ワイワイワールドに参加したよ。

ワイワイワールドに参加しました。
自分は自分なりの写真の展開をしました。

自分以外の人の写真を見るのってやっぱり面白い。
良い悪いでなくて想像の幅が広がるのでそれが面白い。

いろんなブレーキや良心や常識や気構えや、そう言うのあるけど、
とりあえず一回無視して 展開してみると案外 駄目そうな物も良く見えてくる。








2015年2月25日水曜日

ワイワイワールドに参加するよ。



月一イベント金子山さんの 写真イベント ワイワイワールドに
マユスミ 参加します。

自分も写真スライドやって良いと言う事で、写真放出したいと思います。普通の写真出しても みんなとかぶっちゃうのでここは、自分でしか撮れない写真かき集めて最近のから昔のまで 軽く説明しながらやりたいと思います。

貴重でもないけど 誰も持っていないだろう 写真集、雑誌も持って行きます。

27日 金曜日 20時から新宿です。
予約必要なのでよろしくお願い致します。

主催がゲストという変則的な形式とっていますが、
あまり深い意味は無いと思います。

//////////////////////抜粋ここから////////////////////

第一回いくしゅんのワイワイワールド!開催のお知らせ
日時:2015.02.27(金) 20:00〜23:00
PRICE:3000円(ワイワイセット=料理3品+2drink+大皿そこそこ出ます

GUEST=金子山
PLACE=廻船呑屋 第21みくに丸(15名~20名くらいまで)

地下鉄:丸の内線・都営新宿線「新宿三丁目」より徒歩2分
JR:「新宿駅」東口より徒歩7分
予約・問い合わせ:kanekoyama@gmail.com
①いくしゅんがなんかやらかします。(当日まで分かりません。)
②金子山の毎月大喜利スライド
③若手写真家に作品を発表してもらう「若手写真家さんいらっしゃ〜い!」企画も実施します!
※写真発表の方は作品、プロフィールお待ちしています。持ち時間は10分ぐらい。スライドでもブックでも何でも可。
(2015年2月残り
名です。ギャラは出ないし飲み代もかかります)
単なる飲み会ですが金子山の身内ノリの飲み会ではありません。ガチンコです!
料理自慢の居酒屋みくに丸で毎月開催します!途中参加もOKですので気軽にどんどんどしどし来てください!たこ刺しが最高です。食べて欲しい~!


//////////////////////抜粋ここまで////////////////////

今朝、都築さんのメルマガ見て、六本木って終わってるんだって改めて知りました。森美術館とか一回も行ったことないけど今後も行かないと思います。資本が通過しただけで内容が伴わない文化と言うのは結局何事も無かったという印象だけの世界だと思っています。大きな資本が中身を残せない状況と言うのも、乗り場もない、乗客もいない空虚なハイテク船のような気がして、薄ら寒くなる感じです。わずかな風で動く独り乗りの小型ヨットの方が断然乗り心地よいのかなと最近は感じています。



2015年2月24日火曜日

クロネコフォードコッポラの魅力。最前列でみたもの。


ハイバネカナタによる"クロネコフォードコッポラ"という舞台を下北沢シアター711で見た。

舞台を見る時は出来る限り最前列で見る事にしているので、今回も最前列で見れるもの聞こえるもの全部吸収しようと思って観劇。

とにかくスピード感が抜群で、これは音楽的なバランスとでも言うのか、徐々に加速して行く感じ。たぶんそこが自分のなかで一番、この舞台に対して心地よかった部分。
演劇を見て心地が良いと言うのは、かなり稀なケース。
だらだらと長い説明台詞を、説明になっていない動作で、大声でぶちこわすみたいな演劇が一番最悪だと思っている自分にとっては、このクロネコフォードコッポラはとても新鮮だった。観られて良かった。

見所は人それぞれ、主役の中尾さんの変化や、物語の核となる升さんの軽やかさと、長ゼリフで場を引き締める船戸さんが、大方の話の中心となり、大きな見所。

個人的な見所は矢島さんの笑い声(亡八武士道の姫次郎みたいな笑い声)と、石綿さんの緩いストーカー具合かな。ゴーストバスターズの神谷さんのテンション演劇と全くゴーストバスターズ感の無い楠人さんも面白かった。あとは、安藤さんのエロい感じが絶妙だったのと、キジマさんの人妻感も直球的なエロだった。個人的に一番良かったのは、大家さんの小島さん。観ていて安心感がある、すばらしい。

演出って結局は演出家の人柄が出るのか?、それとも役者を引き出した結果なのか?は、はっきりとはわからないけれども、観賞後の後味の良い演劇ってのは、どうにもすばらしい。とにかくこの舞台は素晴らしかった。DVD出るみたいだから買おうと思う。

矢島さんのSっ気たっぷりの台詞と、神谷さんのゴーストバスターズをもう一回観たい。
エロかったりドタバタしたりめまぐるしく加速する舞台を、全くぶれずに美しい話に収束させて行く主役の中尾さんと話の核となる升さんは、それはもうばっちりはまり役でした。最高です。

2015年2月21日土曜日

新宿でパロスペシャルを見たんだ。






プロレスとかアイドルとか、ほとんど無関心で、どちらかと言うと否定的だったのですが昨日見たDPGハウスショーで、このパロスペシャル(DPGスペシャル)を見たらあまりにも格好良すぎて悶絶しました。

DPGハウスショーに初めて行って気づいたのは、お客さんの充実度だった。
演者と客が対等でバランスしていると言う事。お客が面白すぎて 冷や汗から爆笑とかそういった想像できうる全てのものがほとんど自然に出てくる状態が素晴らしかった。
一番上の写真はブレーンバスターをするお客さん、地獄絵図ですね。すばらしい。

そして、ぱいぱいでか美さんのステージは、洗練されて、お客を非常にうまく取り込んで、ある意味ベテランの演歌歌手の円熟度に近いものを感じました。写真撮影させて頂き大変ありがとうございました。




個人的にはお客さんたちにインタビューしたかった。
チェキ会で 溶接ホルダー持って、フェイスマスク被って撮影していた方には感動しました。溶接棒がサイリウム(ペンライト)で、ああいう演出って面白い。

ヒーローショーと謎解きとアイドルとプロレスとライブと全部つなげると、
こんな形になるのでしょうか?素晴らしいです。

来月もあるから 船に乗る前にもう一回行こうと思う。



 


2015年2月9日月曜日

メッセージ不要の空間演出と音、ラバースーツとビニール袋女

今日はこちらの映像を見て、メッセージ性の薄い、なんだか分けわからないけれど、
空間演出、発声方法、ラテックスに剃毛が自分の中での一つの答え。
歌でなくてほとんど発声法、呼吸法の妙。
振り付けと言うよりもラバースーツのCMみたいな皮膚感覚がやんわりストライク。

Jenny Hval-"Innocence Is Kinky "のMusic Videoが秀逸

そして ビニール女とマネキンとのカラミが炸裂する
Vessel-Drowned in Water and Light
で食欲も性欲もむしり取られてしまう。
ただ、この音楽はいたたまれないくらい退屈で、
映像がぼーっと流れている感じがひたすら無。絶対無とまでは行かないけど虚無。



2015年2月7日土曜日

黒川能とSchmetterling




黒川能は抽選で、なんとか見る事が出来た自分は好運だ。
集合場所から、吹雪の中を15分くらい歩いて、
たどり着いたのは公民館と言う名の能舞台。
自由な感じがすごく良い。

巨大なろうそくの明かりが良かったな。
蛍光灯の明かりは、明るすぎて、むしろいらなかったかもしれない。

内容的には想像していたよりも、かなり自由度の高い、それでいて体力勝負な舞台でした。夕方18時くらいから朝5時まで式三番、能五番、狂言四番で目一杯やり通します。
見る側もやる側も目一杯です。カメラ持ったまま寝てました自分、終盤は。

小学生くらいのちびっこ踊り手や、ベテランの踊り手、歌い手、
見所はたくさんあって、良い感じの時間の流れがあって心地よい。
弁当喰いながら、能を見聞きするゆるやかさが素晴らしい。

演目としては、高砂、箙(えびら)、龍田、石橋、寝覚といったラインナップです。
一度にこれだけ見られるのもすごい事です。




最近はどうだろう また新しい写真集をまとめようとしていろいろ考えたりする。
インデザインが使えるようになってきて、出力も幅が広がってきた。

誰かの作品を誰かが餌にしてそれでどうこうするとかしないとか、
つまりは、何の見本にも教訓にもならない。
自力歩行というか、作品本意でけりを付けられるようなそんな完結力や完成度が欲しい。

たった200部か300部くらいの露出で停滞しているこの本がいまだにすごく引っかかっている。作品の文句なしの素晴らしさとは別の、流通や露出とかそう言った部分ではあまり良い状況に無いような気がしている。

個人で写真集を出すと言う事は、手数が制限されるという単純な身振り手振りの幅だけでなく作品をさらに見えづらくしてしまうのではないかとも思う。

大きな出版社が健全に機能して、展示や評論やその他考えられる全ての付随するシステムが生きてこそ、またその作品が輝きを増すのではないかとも思う。

そういった状況でさえ十分に考慮に入れて、自分の中での個人出版、ミニメディア、マイクロパブリッシングの可能性を過去の事例や状況をよく考えた上で、さらにこの作品こそは、という物に対して全力でアプローチして行きたいと思った。













2015年1月29日木曜日

普通のラジオ→想像する空虚→→→シカゴ二中卒業アルバムとゴミ

最近は演劇にハマっていて、それで今回は普通のラジオによる”わたしが消えた”に突撃。新宿眼科画廊地下のほとんど倉庫のような小さなスペース。
観る人が40人くらいであふれるくらいの極小劇場で、個人的にすごく好きな環境。

そして、この普通のラジオ”わたしが消えた”短編4編は一言で言うと
想像する余地を持った空虚な芝居。

難しさも取っつきにくさも、そんなことは一切関係なしに、
すばらしい演技が展開される時間的なスピードと展開の良さが見所だと思った。

状況説明が過剰である事、台詞と役者の動きが剥離していて違和感しかないもの、
そう言った演劇とは対極の、何だが訳が分からないけど肝心の演技がしっかりしている不気味さ。派手さや装飾はほとんどなく、ただ演技を純粋に楽しむと言った内容が、潔く、それがただただすごく良かった。

なかでも人形という作品。
この3番目の作品が自分はすごく良くて。出演されていた役者さんがまたすごく格好良く、バランスも良く、3人とも良い味出していました。
たぶん観る人によってはきっついんだろうなぁと思って観ていた部分はあるのですが、
想像する余地のある空虚な演劇って感じで素晴らしいと思います。
うるさいくらいの状況説明→今これをしています!→今こういう状況らしいよ!!→今おれこんな気持ち!!!
といった台詞を羅列するだけの演劇って本当に全くつまらなくて。
こちら側にも想像する余地が欲しいと。。



注文していた写真集→シカゴ2中卒業アルバムが家に届いていた。
こういう手作り演出物って大きく外したり下手打っても、あまり痛くもかゆくもない強さがほしいなと思いました。これはこれで面白かった。


 金子山さんのイベントでデザイナーの木庭さんから直接手に入れたGOMI Zineが素晴らしい。みんなのアイドル的な扱いで巻頭インタビュー(平山夢明さん)展開は強烈な内容で、とてもこの明るくさわやかなデザイン本からは遠い境地。すごく律儀に約束を守ろうとするストーカーの話がおもしろこわし。木庭さんの地獄図書館ページの深い深い底なし沼のような重苦しくも深淵な写真集カタログは、現物を見せてもらっただけにまた重みもましてくる。個人的にこの地獄絵巻のようなコンテンツの中で笑えたのが、地獄キッチンのページ、たらこ一本弁当!!格好良い。。。







2015年1月26日月曜日

狂乱フリーク 於 d-倉庫


1月22日の初日 狂乱フリークという舞台を日暮里のd-倉庫で観てきました。
人物相関図や簡単な話の概略や、そういった前情報を鑑賞前に用意されて、
それでも自分にとっては、異質な舞台作品であり、同時にテレビやラジオドラマとは違う生身の演劇の怖さや強度を感じました。

役柄がどうとか話の顛末がどうとか、実のところあまり感じられる部分が少なくて、
どういう訳か瞬間的な声とか動きとか、個別の演技そのもの。
身振り手振りや表情とか、そういった部分で印象に残る場面があって、
それが一番の発見で、一番の見所ではないかと思いました。

一人芝居VS一人芝居の複数形のような、非常に乱暴な言い方をすれば、
言葉が聞き取れないくらいの早い台詞が動きを伴って、舞台を支配したり。
突然大きな声の台詞が舞い込んだり、大駱駝艦のような踊りがカットインしたり。
ギャグがまじめな台詞回しを濁したり。紙が舞ったり、リンゴが転がったり、
話の焦点が常にぼかされているような印象が強かったです。

取っかかりはラジオドラマのような音声劇、
途中から動きを伴った舞踏劇、
シリアスなようで、ギャグで所々にアクセントを付けて、
ずるずる落とさない感じ。
言わば車でひき逃げされたような、延々と引きずり回されているような舞台でした。

自分は今ここで、この役者に突っ込みを入れたい!
台詞をかき回すような、舞台の流れを徹底的にぶちこわすような一言を言いたい!!
と思えるような部分がいくつかあり。
ねらいなのか、そこが非常に面白くもあり、
かといって実行するワケにも当然行かず、
非常にフラストレーションがたまる舞台演劇でした。

例えば、
テレビでやっている演出込みの音楽番組なんてクソだといつも思うし、
演出や編集だけでかろうじて成立しているテレビドラマやドキュメンタリー
なんてくそ以外の何ものでもないし、
それだったら観客が悲鳴でも苦情でも、歓声でも歓喜でも、
ヤジでも自由に飛ばせる空間が良いと思った。
極端な話、役者が反応の薄い観客に向けて罵声を浴びせるような、
生身の、息のある、それでいて観る側、観られる側、
ざわざわうごめいているような、そんな演劇が本当は観たい。

黙ってじっとして、行儀良く、ハイ良い演劇でした!!
みたいなのは、やっぱり自分には全く必要ないと思いました。

非常に極端な感想になってしまいましたが、、、
それでも意識的に生きた一人芝居をぶつけてきた役者さんはいまして、
それはそれですごいとしか言いようが無い、本当に素晴らしかった。
オッ!!何かでるのか??
あっ!!!!!いま何かすごい演技でたぞ!!!
みたいな部分が垣間みれたので、それはすごく応援したくなりました。
もっともっとぶちまけてくれ!!!と思いました。
それが他の人の一人芝居の呼吸やバランスやリズムやらをぶちこわしたり、
狂わせたり、なし崩しにしたりする、そんな演劇でした。
若干置き去り気味の役者と暴走気味の役者のアンバランス感が良かった。
それが生身の演劇だと思うので、そう言うのを観たいからお客さんが来るのだと思う。

ラジオドラマならば電波使って勝手にやってくれれば良いし、
金儲けのためのタレントドラマならば広告会社と企業が勝手にやってくれれば良い。
そんな世界とは全く関係ない、生きたままの演劇、
体当たりの生身の演劇がこれからも観たい。
そんな演劇空間でした。

2015年1月18日日曜日

中年ラッパーと女


しばらくシャバにいない間に、
世間では、素晴らしく秀逸な映像作品がドロップされていた。

サイコスリラー風味でラップが中年臭い、変態親父ラップで本気で興奮した。
ひさびさにラップで発汗する感じ。ヤバい。
これ日本でやったら面白そう。絶対面白い。

露出が適度で女が意味不明な位置関係で、<<他人の顔の仲代達矢>>みたいな親父に、
ラップ返し炸裂しているカットで昇天。くらくらする素晴らしき映像作品。

BURGUNDY BLOODというイギリスのアーティストです。
おすすめというよりも 中毒性の高い気違いラップという感じで、
自分はこういう世界観大好きです。


2015年1月15日木曜日

ミラーボールから黒川そして


半年ぶりに帰ってみれば、結構なバランスで足元や環境が変わっている。
変わっていない事の方が奇異に映り、それはまた自分にとってみれば、
感覚を取り戻すための一つの大切な目安になる。

Baronが手元に届いて、黒川能の案内が届いて、それはそれで安心は出来る事だった。

twigyのミラーボールのリミックスのこのバージョンが良く引っかかって、
それですばらしくあたたかい音楽。これは素晴らしい。

ゆっくり感覚を取り戻す、ゆっくりの感覚すらよくわからないけれども、
2月はカメラもって黒川能を撮影取材に行く予定です。
羽黒山五重塔とかマッシブで国宝というより自分の中ではスカイツリーのような感じ。
それも見たい。

少しずつ活動再開して行きますので 今後ともよろしくお願い致します。
準備室 黛 秀行


I came back my home yesterday and will start again photograph project as soon as possible.

I have some plan to take pictures of japanese massive former sky-tree"HAGUROSAN- GOJYUUNOTOU" as materials for my next zine project.

Anyway some ongoing project will be launched soon. 

preparation room

Hideyuki MAYUSUMI