瑪瑙異書類従

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prep room 準備室(一号室)
menou books  メノウブックス(二号室)

2017年3月15日水曜日

やぶれた山河


日本の怪談とも違うし、アメリカのラブクラフトとも違うような感じで、
自然とか動物とかを題材にしたのっぺりした文章が読みたい。
今 手元にあるのが莫言の白檀の刑とラブクラフト全集1。
読書をする事で気分を 落ち着かせている。

国破れて山河ありみたいなのっぺりした物語が読みたい。
高尚な文学とかじゃなくて、例えばたくあんの切れ端について延々じいさんとばあさんが問答している傍らで、太平洋戦争がはじまっちゃう話とか。
井戸の水を汲みに行って帰ってくる間までの山とか川とか景色とかを綴った話とか。

現状船に乗っているのでまだ実物の本を手にしていないのですが、
”点線面”さんという本に文章を掲載させていただくことになりました。
連載という形式で、文章の量は少なめですが船とか、それ以外でも自由に書かせてもらえるということで、まじめに、そして できるだけ、のっぺりとした文章を書いて行きたいと思っています。





2017年1月10日火曜日

2017年について

今年はどんな本を作ろうかとか、どんな作品を調査しようかとか、そういう事を考える事はあっても、なかなか新しい事を勉強しようとかいう考えがでにくいのは、きっと意識が飽和している部分があるからだと思う。

なので 2017年は新しい事を勉強したいなと思います。
努力目標と言うか 勝手な思い込みで 目標にしていた出版社が単なる出版屋に成り下がったことや、 おもいがけず、くそだと思い込んでいた作り手が実は素晴らしいと改めて意識を改革してくれた事など2016年は発見の年だった。

自分における反省点を前向きに冷静に少しでも良い方向へすすめたいと思います。

2017年1月9日月曜日

本屋ではなくて 転売屋ではなくて 図書館でもなくて。





オーストラリアと日本を往復している。
日本に着くと言う事は荷物が受け取れると言う事だ。
WWB2016が一冊、やっと自分のところに届く。

家が廃墟のような枯れ草浅茅が宿の上、娑婆での生活を終えて、
晴れて島流し渡世と言う感じ。

ロシンブックスさんが蔵書を売却すると言うメールが自分のところに届いた。
これは一体どういう事だろうか?
写真集を作るための資金が足りないから、コレクションを見切りするという体裁か。
ビジネスにはお金が必要という証明か。
わかり易い。

自分は、はなからビジネスと出版を切り離している。
儲かろうが儲からなかろうが自分の活動とはまったく関係ない。
自分の準備室活動も メノウブックスも、
ちんけな投資や金儲けとは完全に切り離している。

違いはどこにあるのか。
何が違うのか はっきりしようがしまいが とにかく自分はこのやり方で
活動を続ける。

金で身動きとれないようじゃ さっさと出版なんかやめた方がいいと思うんだ。
志が低すぎる。
コンパスも、時計も、狂っているならば 船は目的地にはたどり着かない。。





2016年12月13日火曜日

MENOU BOOKSでやること。


MENOU BOOKSのNEWSページを更新しました。

本屋で本が売りたいわけでも、コレクション自慢みたいなのをしたいわけでもなくて、
"本を純粋に見て楽しむもの"として展示をしたいなと思って絵と写真の展示とは切り離して、本の展示展開をMENOU BOOKSのプロジェクトとして開始です。

本屋も美術屋も写真屋も世にはたくさんありますが、
MENOUでこそ見れる本を展開します。
近所の本屋で売っている本も、ネットで深く沈んでいる本もそれぞれに重みを持った、形状をなす作品です。いままでなまぬるい映画批評みたいなのをここで展開してきましたが、スイッチが入りましたのでやります。

まずはドイツ近郊の出版社のリンクを展開させてもらいました、情報提供者はDNCHTのカリンクルズさんです。

一点ものの絵画とか、エディション付きの写真も一定の価値はありますが、手作りに限りなく近い本もそれ同等か、それ以上に価値があるものだと考えています。むしろ手にとって触れることができる手作り本というものは純粋に尊いなと、そんな風に思うわけです。

一般の大きな出版社がもうダメだとか、一人出版社がもてはやされだして、本来の業界構造が崩壊しつつあるのかもしれませんが、MENOU BOOKSは本屋でも一人出版社でもなんでもないので、気楽にやっていこうと思います。いつもながら、なんだか薄気味悪い感じもしますが、MENOUBOOKS=MENOUBERING=MANEUVERINGという言葉遊びのような、工作=策略みたいな、極力怪しい感じでがんがんやっていくつもりです。

2016年12月12日月曜日

フロムビヨンドからドールズ

スチュアートゴードン監督のフロムビヨンド鑑賞。
これくらいのバランスの作品が面白い。
特殊造形も素晴らしいし、話の展開がテンポ良く安心してみていられるのは良いね。

最後のシーンが一番良かったかもしれない。
この作品の続編あったら見てみたい。
すごく素敵。だらだらしてないし、なによりわかりやすい。
ディレクターズカット部分の復元ドキュメンタリーが端的にまとめられていて良かった。

とにかくモンスターが生き生きしているんだよね。
気持ち悪さを楽しんでいる感じ。
みんなが気持ち悪いとだめで、振れ幅のひき戻しみたいなのがすごく効いてくる。
堅物の精神学者な女が頭やられてしまって、外科医の女に冷徹に現実に戻されるところが特に素晴らしい。あれだこの女医さんはドールズでも出てくる。
悲惨な描写はカットされていたのが、元あるべきところに収まったというわけだ。

そしてドールズ。

ドールズはさくっと短い時間で良い展開でわかりやすかった。
何が一番良かったかというと、人形の表情というか人間以上に表情豊かというか、
スプラッターともゴアとも異なるけれども、日本的な怪談に近い印象を持った。

同チームで製作されたようで、出演者が被る部分もあるフロムビヨンドとドールズ。
あとは死霊のしたたりが見たいな。

2016年12月11日日曜日

とりあえず、服を着てください。


日本カメラから出版されているムック本のシリーズ最新号 ヌード本を購入した。
1850円。約100ページ。プロの人が素人さんに写真の撮り方を教えているのがすごく面白い。全部この企画ページでもいけるんじゃないかという印象をもった。勝手に自由に撮った写真のほうが無責任だけど、振れ幅があって、よりおもしろい。
技術もテーマも自由自在で、これじゃなければだめ、というしばりがあると写真が萎縮する気がする。

巻頭では、写真家の笠井ちかしさんがM字開脚ポージングをだらだらと展開している。
これがプロの仕事だ。プロの編集だ。というヌード本にありがちな、変なテンションを感じるけど、後半ページでは、”ヌード撮影は難しい”とコメントしているところは、なんか拍子抜けした。

ただ単に自由に撮ると言う事だけでは、仕事として成立しないばかりか、対象外、規格外、評価の外に放り出されると言う事だから、それは価値を放棄することだと思う。それは仕事と両立させることは難しい。人の評価なんて気にしなくていいから、自分の好きなように撮れば良いとは言うものの、プロはそれが必然的にできないというジレンマがある。それは豚山先生の写真掟にも通じるような。。

価値や評価が集約も収斂もしない自分の撮り方と、自由であるという価値を見出せるようなヌード表現はあるのかな?

でも とりあえず、服を着てください。

2016年12月9日金曜日

HIDEOUS

前半の山場。結構まじめなシーンです。

you tubeで昔の映画1本全部見れるんです。
イタリア語で台詞が全くわかりませんが。。。。

この映画は1時間くらいからの後半がかなり面白いです。
ビジュアルだけでも十分面白い映画は貴重です。
おねえさんが化け物にちちすわれているシーンが超絶面白いです。
デモンズ3のようなゴシックな美的感覚は皆無で、ひたすら コントっぽいんですが、
ホラーじゃなくてギャグみたいな映画です。でも最高に面白いです。
DVDが出ているようなので、なんとか手に入れたいです。
タイトルがヒデオス??
邦題がホムンクルス・新種誕生!!
チャールズバンド監督作品です。
素晴らしい作品、他にもたくさんありそうです。
調べて行こうと思います。